医療従事者になりたくて働き、自分が目指していた場所だったけれど、実際に働き始めてみると見えていなかった厳しい現実を知る、というのはよくあることです。だんだんと仕事にも慣れていくとやはり、不満は出てきます。
医療に携わっているとどうしても避けられないのが、時間の自由がきかないということ。仕事は大変なのにプライベートを確保できないと感じる場合も多いようです。特に救急や、総合などの現場で働いていれば、休みの日でも突然の呼び出しされることがあります。
一旦仕事に慣れてくれば、仕事のやりがいを見失ってしまいがちですが、それぞれの夢であったり、目標としていた職業につけていると再認識することで、自然とまた仕事のやりがいを感じることができるようになるのではないでしょうか。改めて、初心を思い出したり、働き始めたばかりのころの無性のやる気があった時を振り返ってみたり、人を助けたいという気持ちと、働くことで多くの人を助けている事実を改めて実感してみてください。今自分がどんな風に役立っているのかを再認識することで、初心のころのようなやる気が出てきます。
自分がいることによって、誰かが助かるということはすべての職業で体験できることではありません。誇れる職場にいると感じれたら更にやりがいも見つかるはずです。空いた時間をうまく利用して、一息ついたりリフレッシュするだけでも気持ちが変わることもあるので、自分の一番効くリフレッシュ方法を見つけておくと、仕事としっかり向き合うことができます。やる気を持続させるためには、自分の日々の頑張りが、ちゃんと人の役に立てているということを忘れないことが大切です。